鼻呼吸について②
2024/07/29
引き続き、鼻呼吸の効果について3つ、お伝えします。①鼻呼吸をすることによって、脳は鼻腔に近い場所にあるため、鼻から冷たい空気を吸うことで脳を冷やすことができ、熱中症対策になります(部屋や環境の温度設定が前提)。②鼻呼吸することによって、口周囲の筋肉が適切に働くので、顔の余分なシワやたるみを減らし、さらに顔の引き締め効果も得られるそうです。③鼻呼吸は口呼吸に比べて、多くの酸素量を体内に取り込むことができます。少し難しく感じるかもしれませんが、ポイントは二酸化炭素の働きにあります。二酸化炭素は脳の呼吸中枢に働きかけ、体内のガス交換をコントロールしています。体内には一定量の二酸化炭素が必要なのです。口呼吸を続けると、対外に多くの二酸化炭素を吐き出して体内の二酸化炭素濃度が下がります。鼻呼吸を意識することで、体内の二酸化炭素量が適切になり、細胞の隅々まで酸素を運んでエネルギーに溢れた体になります。
哺乳動物の中で口呼吸しているのは人間だけだそうです。本来、哺乳動物動物にとって息は呼吸をする器官、口は食べる器官なのですが、人間は進化の過程で言葉を獲得して口呼吸ができるようになったそうです。鼻呼吸にはこのように多くのメリット(健康効果)がありますので、口呼吸の方、呼吸を意識したことのない方にはできる範囲で挑戦されてはいかがでしょうか。
哺乳動物の中で口呼吸しているのは人間だけだそうです。本来、哺乳動物動物にとって息は呼吸をする器官、口は食べる器官なのですが、人間は進化の過程で言葉を獲得して口呼吸ができるようになったそうです。鼻呼吸にはこのように多くのメリット(健康効果)がありますので、口呼吸の方、呼吸を意識したことのない方にはできる範囲で挑戦されてはいかがでしょうか。