熱中症予防の飲み物について
2024/08/19
熱中症は体内の水分やミネラルバランスが崩れて体温が上昇し、体が正常に機能しなくなる状態のことです。そのため大量に汗をかいた時は水分とミネラルの摂取が必要になります。汗に含まれるミネラルの内、多くの割合を占めるのはナトリウム(塩分)です。ですから汗をかいた時に、意識してとってほしいのは、水分と塩分になります。水分は水や麦茶など体に負担の少ない飲み物と、塩分(ナトリウム)として梅干し、塩アメ、塩っ気のあるせんべいなどと、一緒にとられると良いかと思います。飲み物でコーヒー、紅茶、緑茶などはカフェインが含まれており、利尿作用があるので大量にとると脱水症状を招く可能性があるので、嗜好品として楽しむ程度にとどめてほしいです。水分のとりかたとしては、喉が乾いたら水を飲む、飲みたい時に飲むのではなく、喉が渇く前に小まめに摂取するほうが良いそうです。逆に一度に大量の水分をとると、体内に吸収されず尿として排出されます。これでは排尿回数が増えて、腎臓に負担がかかってしまいます。上手に水分補給をして、好調な状態を維持していきましょう。